名古屋無限景。

名古屋から始まる気まま歴史探訪。

【体験記】名古屋城外堀のヒメボタル

思わぬ出会いからヒメボタルの存在を知って、ついについに体験しました。

そういえば私はホタルの光るところは見たことがない!うそ、初めて⁈自分で驚いてしまいました。

 

情報によると夜11時〜午前3時が出没タイム。なので…「ゆっくりでいっか」と遅めの出発。が、やっぱり気になって夜10時に到着してしまった。お、いるいる!見に来てる人沢山だぁ♡

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でもまだホタルが登場していないから皆さん待ち遠しそうに静か…

 

やはり11時以降にならないと光らないことと…実はシーズンも終盤だから段々光だしの時間は遅くなるらしく、結論を言いますと、午前1時を過ぎた頃、急に光る数が増えていった状況でした。

 

シーズンも終盤…こんな事情があった。

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その年その場の天候に左右されること、またホタルがとても短命であることなどから、その年の最大数の光を見る場面に出会えたなら、かなりラッキーだと言えるかもしれません。

 

そして私の初ホタルくんは、護国神社の敷地内で見ることができました。

「あっ光った」

「どこっ」

「あそこあそこ」

「どこーー」

 

みんなが喜んで盛り上がっているとき中々見つけられないことの焦りといったら(笑)見れなかったらどーしよー(ToT)

でも見れました、嬉しい!

 

初めてヒメボタルの光に出会って知ったことは、光が思ったより小さかったこと、けれども光ると見逃さないくらいに強い光だったこと、しばらく点滅していたと思ったら休息に入ってしばらく光らないこと。

 

ヒメボタルの光は鋭いと聞いていましたが、本当でした。ポツッとした強い点で光る。色も黄色さをしっかり認識できる。

沢山出るかもしれないという深夜1時までの間、人だかりから離れ外堀のほかのエリアへと出かけてみた。自分で何匹も見つけることが出来るようになった。

 

現場には気になっていた「受け継ぐ者たち」のメンバーが沢山いらっしゃいました。心配していたけど思った以上に沢山いらして、深夜で不安な中とても安心することができました。鑑賞にいらした方にパンフレットを配ったり様々な説明をしたり安全の確保など、素晴らしい働きです…

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※いただいたパンフレット。

 

そしてそして私の好奇心と興奮は完全に満たされることになりました。

細かい歴史を読んでいたので質問がありました。有難いことに答えを直接頂けたのです。

 

◉昭和50年から51年の発光数が激減した理由は、一つには異常発生の翌年は減ること、もう一つはひょっとしたら存在を知られたことにより乱獲があったのかもしれません。が、ここは分からないところ。

大変重要で興味深いのは、「大発生」は「異常」レベルであったこと。「翌年のお堀電車の廃線、今後の外堀の存在の分からぬ行方の中の〝神がかり的なもの〟」であったのかどうか…。

ここはもうロマンの世界をつい描いてしまうところですが(>▽<;

虫の知らせ、というものがあるようにそんな事情の只中のお堀で突然「ヒメボタルたちが存在の声を大きくあげた」のか…

その時地球の大自然の一つのリズムが起きた。

のだろう、何かしらの原因で…。

とってもとっても不思議でワクワクしますね。

 

◉発見者の竹内氏。重い病気で短い命の状態であったというお話があったけど、発見から24年、ご存命でした。長いような…と思った私。。なんと、ヒメボタルの活動をなさるようになって命が伸びたそうです。これは何を意味するでしょうか?そう思わずにはいられません。ホタルとの出会いのお話から既に感動するエピソードですが奇跡のような美しい物語が幾つも重なっているようです。

 

◉高速道路のライトについて竹内氏が行政に働き掛けたというお話、公共の窓口にまで出向いて活動されたなんていったいどのように?凄い。伺ったところ、なんと向こうから提案があったのだそうです。ということは、ヒメボタルの存在と活動がそれだけ広く伝わっていたという証拠ですよね。30,000のヒメボタルの光はこうして竹内氏を媒介し、人を優しい気持ちに変えていく力を生み出した、のかもしれない。

高架下から撮影してみました。

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確かに高速道路からは全く明るさを感じませんね。素晴らしい。実際観察に出かけてみて一番眩しかったのは車のライトだったかなw

 

どれをとっても感動の話ばかりで、教えて頂き本当にありがとうございました。

 

ところでホタルの証拠写真がなくてスイマセンw初めてだし明かりは良くなさそうだし…撮影はいっか〜、と出向きましたが、ちょいとスマホのビデオをやってみたら全く感知してくれなかったので諦めました。。

代わりにお月さん載せます(^^ ; 中々幻想的。

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しっかり聞けなかったのですが、ここでヒメボタルが発見されたことにより、世界で初めてヒメボタルの存在を図鑑で紹介されるに至った、と話していた気がする。この歴史、どこに行けば分かるかな?いつか調べてみよう。

 

ヒメボタルのオスは光を放ちながら飛び回りメスを探す。ヒメボタルのメスは飛べませんのでひとところで光りじっと待っている。たった7日間の美しい光の逢引。ロマンチックな恋愛物語を眺めているような気分になってしまい、じっと見つめていると胸が温かく幸せな気持ちになりました…

オスの光ながら飛翔する姿はとてもゆっくりで柔らかくふんわりと浮いているように見えるので、かなり癒し効果が高いです。とってもとってもお気に入りです。

 

毎年の楽しみが一つ出来た。外堀が自然なまま残ってよかった。これからも大好きな外堀の自然が守られますように…

 

終🏯。