名古屋無限景。

名古屋から始まる気まま歴史探訪。

《揚輝荘》誕生100周年記念セミナーに参加しました!

揚輝荘のセミナーに参加してまいりました(^o^)

題して、

揚輝荘誕生100周年記念 「揚輝荘・祐民の目指したもの」。

 

f:id:sunlight333:20180424085317j:image

今日もご機嫌の聴松閣です♪

 

f:id:sunlight333:20180424220345j:image

 

講師は、NPO法人 揚輝荘の会理事長で、日本建築学会、日本建築家協会会員建築家である鈴木賢一さん。

建築家の視点から、祐民別邸がどんな経緯で今の保存と活用の道へ辿り着いたか苦労と想いを知ることができました。

 

伊藤家入門者の私はてっきり全代の話が聞けるのかな?と勝手に思いこんでいて(笑)HPのテーマちゃんと読んでませんでした^ ^ ;

とはいえ勿論!すっごく良いお話が聞けました。祐民の想いを込めたこの別邸が今や『まちづくり』の起点として力を発揮し始めている。まさか今そんなことに⁈さすが祐民さんの『諸悪莫作 衆善奉行』(諸々の悪をなさず、諸々の善いことを行う)の種は、まだまだ発芽し成長を続けているのだ。

 

揚輝荘の波乱に満ちたいきさつは、色々長いわけですが(寮になったりGHQに利用されたり)、一般に公開されて認知されるようになったのは最近だなぁという印象、しかし今の状態に至るまでの活動は長かったんだなぁ、と感じました。

 

今、揚輝荘のある名古屋市千種区では『まちづくり』活動が行われている。その活動は区役所からスタートし(2001年2月)メンバーは、

自治会

商店街

寺社

大学教授

市民活動団体

 

で構成されている。

事業内容は、

 

歴史working group

散策路working group

事業working group

 

の三本柱。

『揚輝荘の会』はこれらと連携をとりながら活動をしているそうだ。

 

『建築家』が関わることの影響に私は感動しました。鈴木先生が海外で経験した話、『海外では小学校で建築が学べる』という衝撃。それではということで、覚王山の街で子供たちに、『自由に街を作るアイデア』を出し合うイベントをしたという。子供たちにかかれば「なんでもありの自由」。建築=難しい・大人だけの世界、はなくなった。素晴らしい取り組みですね。

 

鈴木先生のHP:

Ken.Lab - 学校、病院、まちづくりなど子どもを取り巻く環境デザインの研究、実践に取り組む 名古屋市立大学大学院芸術工学研究科 鈴木賢一研究室のHPです

 

古くなった建物を活かしたい。でも何に活かす?苦労したそうです。案外難しいものなんですね。でも何とか利活用の道を作ることのできた揚輝荘。いざ活用され始めれば、これ程の贅沢な空間はないのではないでしょうか。祐民さんがこだわりぬいたどこを眺めても『仕掛け』が語れるこの空間で、美意識や教養を高めるイベントに参加できるなんて。

 

ところで『まちづくり』という用語は鈴木先生がおっしゃるところ、最近出てきた新しい言葉だという。

そうなの?昔からあったのかと思っていた。そして、名古屋ではそんな『まちづくり』が育ち始めているということだ。

次の日、街で見かける歴史立て札をよく見てみた。『〇〇まちづくり研究会』とある。揚輝荘とは違う地区。おお、名古屋の別の場所でも“まちづくり”は始まっている。

 

それもそのはず、名古屋市全体で今取り組まれているみたい。

 

名古屋の話題は駅前高層ビルだけじゃない!名古屋市が取り組む“歴史まちづくり戦略”に注目

 

ここに紹介する記事以外にも、「名古屋  まちづくり」で検索すると色々出てきます。名古屋の底力、とっても楽しみだ。

 

先生が講演の中で『(白雲橋が)まさかこんな風に活躍するようになるとは祐民は思いもしなかっだろう』的なコメントをされた時、私はつい感情移入し過ぎて涙が出てきました(笑)

鈴木先生が情熱を注いでいるのは、『祐民の想いはどんな風であったか』と推し量ること。いくら問うても祐民さんはもういないけれども…残された別邸に向き合えば少しづつ、でも確実にその答えが返ってくるんだろう。

 

このように、後世の人が一生懸命先人の残したものを引き継ごうと心砕いている姿を見て、私も過去の人と繋がってみたいような気持ちになりました。

 

さてお話変わって、前回から気になっていた聴松閣にある『喫茶べんがら』。ケーキセットを頂きました✨

f:id:sunlight333:20180424221530j:image

f:id:sunlight333:20180424221550j:image

店員さんとお話をしていたところ…『北園でお茶会がやっているから是非どうぞ』と勧められた。

揚輝荘では頻繁にお茶会が開かれている。一度茶席を経験してみたくてお作法覚えていかなきゃ…と思っていたのに、『大丈夫』と勧められるままにいきなりまっさらで向かってしまった。そしてさすが私、ことごとくマナー違反をバッチリ納めてきました( ̄∇ ̄;

 

・素足で畳に上がる

・勧められるまま正客に座る

 

お陰様で何がマナーか記憶にしっかり残りました(笑)

 

体験したのは『薫風流(くんぷうりゅう)』という“煎茶”を頂く流派。名古屋発祥だそうだ。

揚輝荘春のお茶会10回のうち、薫風流はこの日の一度しかないという貴重な体験だった。暖かく迎えてくださった家元さん、有難うございました(T人T)。

f:id:sunlight333:20180424222129j:image

f:id:sunlight333:20180424222146j:image

 

北園に足を踏み入れたのは今日が初めてでした。今度ガイド付きで巡ってみたい。

この日はとっても良いお天気だった。バシバシ写真を撮って…満喫しましたとさ。

f:id:sunlight333:20180426015634j:image

f:id:sunlight333:20180426015658j:image

f:id:sunlight333:20180426015715j:image

 

終🏯。